Грамматикаи забони тоҷикӣ

タジク語文法

名詞に性がなく、格変化もほとんどありません。語順は日本語とほぼ同じ。覚えるべきしくみは意外に少ないことが、読み進めるとわかるはずです。

このページの読み方How to Read

ペルシア語やロシア語の知識がなくても読めるように書いています。 文法用語は初出のところで説明を添えました。

表記はキリル文字とラテン転写を併記します。転写は次の規則によります。

ғ=gh ӣ=ī қ=q ӯ=ū ҳ=h ҷ=j х=kh ч=ch ш=sh ж=zh я=ya ю=yu ё=yo
レビュー状況の表示 レビュー済み タジク語の母語話者が確認・承認した内容。 未レビュー 母語話者の確認がまだの内容。誤りを含む可能性があります。 
確認の結果、修正した内容は 修正依頼中 のあと 承認待ち を経て「レビュー済み」になります。
上から順に読むと、基本から応用へと進めます。 名詞・代名詞・「〜です」・ある/ない・所有 → 形容詞と数詞 → 動詞のしくみと時制 → 複合動詞・できる/したい → 命令と疑問・否定 → 前置詞・比較 → 接続詞と複文 → その他の形(仮定・分詞)、の順です。 ふだん使う表現から先に身につけられるように並べています。

まず知っておくことBefore You Start レビュー済み

タジク語を学ぶうえで、最初に安心してよい点が3つあります。

名詞に性がない

ドイツ語やロシア語のように、名詞が男性・女性・中性に分かれることはありません。 すべての名詞が同じように振る舞います。形容詞も名詞に合わせて形を変えません。

格変化がほとんどない

ロシア語では名詞が6通りに形を変えますが、タジク語にはそれがありません。 「〜へ」「〜から」といった関係は、語の前に置く小さな語(前置詞)で表します。 日本語の助詞に近い発想ですが、語の前に来るのが違いです。

語順が日本語とほぼ同じ

動詞が文の最後に来ます。「私は/本を/読む」という並びは日本語と同じです。 ただし、修飾する語(形容詞・所有者)は名詞の後ろに来ます。 ここだけが日本語と逆になります。

日本語タジク語
動詞の位置最後最後 同じ
形容詞の位置名詞の前名詞の後ろ
「〜へ」の位置語の後ろ(助詞)語の前(前置詞)

語彙のなりたちWhere Words Come From レビュー済み

タジク語の語彙は、大きく3つの層でできています。 どこから来た語かが分かると、覚えるときの手がかりになります。

層例特徴
イラン系の固有語 нон non(パン) об ob(水) рӯз rūz(日) 最も基本的な語。ペルシア語とほぼ共通
アラビア語から вақт vaqt(時間) китоб kitob(本) мактаб maktab(学校) イスラム化以降に入った。抽象的な語に多い
ロシア語から журнал zhurnal(雑誌) мошин moshin(車) ソ連時代に入った。技術・制度の語に多い
アラビア語から入った語は、トルコ語やウルドゥー語とも共通するものが多くあります。 китоб(本)はトルコ語の kitap、 мактаб(学校)はトルコ語の mektep と同じ語源です。 ひとつ覚えると、思わぬところで再会します。

名詞Nouns レビュー済み

複数形

複数であることを示したいときは -ҳо(-ho)を付けます。 これがもっとも一般的で、どんな名詞にも使えます。

単数複数意味
китобkitob китобҳоkitobho本
хонаkhona хонаҳоkhonaho家
шаҳрshahr шаҳрҳоshahrho町

人を表す語には -он(-on)も使われます。 дӯст(友人)→ дӯстон(友人たち)。 文語的な響きがあり、-ҳо を使っても間違いではありません。

日本語と同じく、数がはっきりしている場合は複数形にしません。 「3冊の本」は се китоб(se kitob)で、 китобҳо とはしません。数詞がすでに複数を示しているためです。

不定を示す -е

「ある〜」「1つの〜」と、特定していないことを示すときは -е(-e)を付けます。英語の a/an に近い働きです。 китобе(ある本)。付けなくても文は成り立ちます。

代名詞Pronouns レビュー済み

単数複数
1人称 манman私 моmo私たち
2人称 туtuきみ шумоshumoあなた・あなたがた
3人称 ӯ / вайū / vay彼・彼女 онҳоonho彼ら
3人称に男女の区別がありません。 ӯ は文脈によって「彼」にも「彼女」にもなります。 日本語で「あの人」と言うのに近い感覚です。

ту と шумо の使い分けは、 日本語の「きみ」と「あなた」に似ています。 初対面や目上の相手には、相手が1人でも шумо を使います。

指示詞Demonstratives 未レビュー

「これ・この」は ин in、「それ・あれ・その・あの」は он on です。 日本語の「これ/それ/あれ」と違って、近いものと遠いものの2通りで足ります。

単数複数
近い(これ・この)инinинҳоinhoこれら
遠い(それ・あれ・その・あの)онonонҳоonhoそれら・あれら
複数の онҳо onho は、代名詞の「彼ら」と同じ形です。 文の中で、人を指すのか物を指すのかで見分けます。

「これは〜です」(指示代名詞)

単独で使うと「これ」「あれ」という代名詞です。 後ろに аст(〜です)が付きます。

タジク語意味
Ин китоб аст.In kitob ast.これは本です。
Ин чист?In chist?これは何ですか。
Он кист?On kist?あの人は誰ですか。
Инҳо дӯстони мананд.Inho dūstoni manand.この人たちは私の友人です。

「この〜」「あの〜」(指示形容詞)

名詞の前に置くだけで、形は変わりません。 複数の名詞が続いても ин in は инҳо inho にならず、そのままです。

形意味
ин китобin kitobこの本
он хонаon khonaあの家
ин ҷоin joここ
он ҷоon joそこ・あそこ

日常会話ではこのように使います。

タジク語意味
Он хона калон аст.On khona kalon ast.あの家は大きい。
Ман ин китобро дӯст медорам.Man in kitobro dūst medoram.私はこの本が好きです。
Ин мошин нав аст.In moshin nav ast.この車は新しい。

ҳамин と ҳамон

ин in・он on の前に ҳам- が付いた形です。 「まさにこの」「まさにその」と、指しているものを強めて言うときに使います。

タジク語意味
Ман ҳамин китобро мехоҳам.Man hamin kitobro mekhoham.私はまさにこの本がほしい。
Ҳамон мард дирӯз омад.Hamon mard dirūz omad.まさにあの男の人が昨日来た。
ҳамин と ҳамон には、ほかに「同じ〜」という意味の使い方もあります。 この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。

「〜です」To Be レビュー済み

英語の be動詞にあたるものは、独立した単語ではなく語尾として現れます。 文の最後の語にくっつきます。

人称語尾例意味
私は-ам-am Ман талабаам.Man talabaam. 私は学生です
きみは-ӣ-ī Ту талабаӣ.Tu talabaī. きみは学生です
彼は-аст-ast Ӯ талаба аст.Ū talaba ast. 彼は学生です
私たちは-ем-em Мо талабаем.Mo talabaem. 私たちは学生です
あなたがたは-ед-ed Шумо талабаед.Shumo talabaed. あなたがたは学生です
彼らは-анд-and Онҳо талабаанд.Onho talabaand. 彼らは学生です

この6つの語尾は、このあと動詞の活用でも同じ形が出てきます。 ここで覚えてしまえば、動詞の活用は半分終わったようなものです。

ある・いる・ないExistence 未レビュー

「〜がある」「〜がいる」と存在を言うときは ҳаст hast、 「〜がない」「〜がいない」は нест nest を使います。 日本語の「ある/いる」のように、物と人で使い分けません。

タジク語意味
Дар хона китоб ҳаст.Dar khona kitob hast.家に本がある。
Дар хона китоб нест.Dar khona kitob nest.家に本がない。
Дар шаҳр бонк ҳаст?Dar shahr bonk hast?町に銀行はありますか。
Бале, ҳаст.Bale, hast.はい、あります。
Не, нест.Ne, nest.いいえ、ありません。

аст と ҳаст のちがい

аст ast は「AはBです」とつなぐ語(コピュラ)です。 ҳаст hast は「そこに存在する」ことを言う語です。 否定はどちらも нест nest になります。

肯定否定
AはBですИн китоб аст.In kitob ast.Ин китоб нест.In kitob nest.
〜があるКитоб ҳаст.Kitob hast.Китоб нест.Kitob nest.
肯定は「これは本です」と「本がある」、否定は「これは本ではない」と「本がない」。 意味はちがっても、否定の形はどちらも нест nest です。

場所を言うとき

「〜は…にいる」と、人や物の居場所を言うときは、аст が付きます。

タジク語意味
Падарам дар хона аст.Padaram dar khona ast.父は家にいる。
Падарам дар хона нест.Padaram dar khona nest.父は家にいない。
Китоб дар болои миз аст.Kitob dar boloi miz ast.本は机の上にある。

「持っている」は доштан

「〜を持っている」「〜がある(所有)」は、доштан(持つ)を使います。 ҳаст ではありません。

タジク語意味
Ман китоб дорам.Man kitob doram.私は本を持っている。
Ман вақт надорам.Man vaqt nadoram.私は時間がない。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。 複数のものがあるときの形や、人の居場所を言うときの使い分けは、確認ができ次第、書き足します。

イザーフェIzofat レビュー済み

ペルシア語系の言語に共通する、核心といえるしくみです。 名詞の後ろに -и(-i)を付けて、 説明する語を後ろにつなげます。

基本の形

形読み意味組み立て
китоби навkitobi nav 新しい本本 + i + 新しい
шаҳри калонshahri kalon 大きい町町 + i + 大きい
хонаи манkhonai man 私の家家 + i + 私
дари хонаdari khona 家のドアドア + i + 家

書き方の注意

-и は前の語にくっつけて書きます。 前の語が母音で終わる場合も、書くときは同じく -и を付けるだけです。 хона + и は хонаи(khonai)と書き、й は書きません。 ただし、発音するときは母音と -и のあいだに й の音が聞こえます。

-ӣ で終わる語も同じです。-ӣ のあとに文字を足すのではなく、 -и を付けて -ии になります。 зебоӣ → зебоии табиат(zeboii tabiat 自然の美しさ)、 ҷавонӣ → ҷавонии инсон(javonii inson 人の青春)。 зебоийи のように й を入れる書き方は誤りです。 -ӯ で終わる語の場合は、確認ができ次第、書き足します。

鎖のようにつなげる

イザーフェ は続けて使えます。

китоби нави ман kitobi navi man 本 + i + 新しい + i + 私 → 私の新しい本

日本語とは順番が完全に逆になります。 日本語で「私の/新しい/本」と並べるところを、 タジク語では「本/新しい/私」と並べます。 いちばん大事な語(本)が先頭に来ると覚えると分かりやすいでしょう。

所有の接尾辞Possessive Suffixes 未レビュー

「私の本」「あなたの名前」は、名詞のあとに短い語尾を付けて言えます。 語尾は持ち主の人称ごとに決まっています。

持ち主語尾例意味
私の-ам-amкитобамkitobam私の本
きみの-ат-atкитобатkitobatきみの本
彼・彼女の-аш-ashкитобашkitobash彼の本
私たちの-амон-amonкитобамонkitobamon私たちの本
あなた(がた)の-атон-atonкитобатонkitobatonあなたの本
彼らの-ашон-ashonкитобашонkitobashon彼らの本

хонаи ман と хонаам

「私の家」は、イザーフェと人称代名詞で хонаи манkhonai man と言うことも、 語尾で хонаамkhonaam と言うこともできます。 どちらも「私の家」で、語尾のほうが短い形です。

イザーフェ + 代名詞語尾意味
номи манnomi manномамnomam私の名前
модари манmodari manмодарамmodaram私の母
хонаи манkhonai manхонаамkhonaam私の家
語尾の -ам -am は、「私は〜です」の -ам -am(「〜です」)と 同じ形です。名詞のあとにあれば持ち主、「Ман талабаам」のように文末にあれば「〜です」です。

持ち主が名詞のとき(「アリの家」など)は、語尾ではなくイザーフェを使います。 хонаи Алӣ。

例文

タジク語意味
Номам Алӣ аст.Nomam Alī ast.私の名前はアリです。
Модарам дар хона аст.Modaram dar khona ast.母は家にいます。
Падарат кай меояд?Padarat kay meoyad?きみのお父さんはいつ来ますか。
Хонаамон калон аст.Khonaamon kalon ast.私たちの家は大きい。
Китобатон дар ин ҷост.Kitobaton dar in jost.あなたの本はここにあります。
Китобамро харидам.Kitobamro kharidam.私は自分の本を買った。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。 母音で終わる語に付くときの綴り、会話と書き言葉での使われ方の違いは、 確認ができ次第、書き足します。

目的語の -роThe Object Marker レビュー済み

日本語の「を」にあたる働きをする語尾があります。 -ро(-ro)です。 ただし、日本語の「を」とは使う条件が違います。

-ро は、その目的語が何を指すか はっきりしているときに付けます。 逆にいえば、特定していない目的語には付けません。

タジク語意味説明
Ман китоб мехонам.Man kitob mekhonam. 私は本を読みます どの本かは問題にしていない
Ман китобро мехонам.Man kitobro mekhonam. 私はその本を読みます 相手も知っている特定の本
日本語の「は」と「が」の使い分けに似た感覚です。 文法的に必ず付ける/付けないというより、 話し手が「あれのことだよ」と示したいかどうかで決まります。 人名や代名詞のように、もともと特定されている語には基本的に付きます。

形容詞・副詞Adjectives and Adverbs 未レビュー

名詞を修飾する

形容詞は名詞の後ろに置き、名詞に -и(イザーフェ)を付けてつなぎます。 名詞が複数でも、形容詞は形を変えません。

タジク語意味
китоби навkitobi nav新しい本
хонаи калонkhonai kalon大きい家
китобҳои навkitobhoi nav新しい本(複数)

述語として使う

「AはBだ」の B に置くときは、名詞に -и は付かず、文末に аст が付きます。

タジク語意味
Китоб нав аст.Kitob nav ast.本は新しい。
Ин хона калон аст.In khona kalon ast.この家は大きい。
Ҳаво хеле гарм аст.Havo khele garm ast.天気はとても暑い。

副詞

多くの場合、形容詞と同じ形のまま、動詞の前に置いて、動作の様子を表します。

タジク語意味
Ӯ хуб гап мезанад.Ū khub gap mezanad.彼は上手に話す。
Ӯ тез мегӯяд.Ū tez megūyad.彼は早口で話す。
Оҳиста гап занед.Ohista gap zaned.ゆっくり話してください。

-она を付けて、様子を表す語を作ることもあります。 дӯст(友人)→ дӯстона(友好的に)。

タジク語意味
Ӯ дӯстона салом гуфт.Ū dūstona salom guft.彼は友好的に挨拶した。

程度を表す語

語意味
хелеkheleとても
бисёрbisyorたくさん・とても
камеkame少し
тамоманtamomanまったく
タジク語意味
Ӯ бисёр кор мекунад.Ū bisyor kor mekunad.彼はたくさん働く。
Ман каме тоҷикӣ медонам.Man kame tojikī medonam.私は少しタジク語ができる。
Ман инро тамоман намефаҳмам.Man inro tamoman namefahmam.私はこれがまったくわからない。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。形容詞の比較(-тар)は比較の節にあります。

数詞Numerals 未レビュー

数の数え方(基数詞)

範囲数
1〜101 як yak 2 ду du 3 се se 4 чор chor 5 панҷ panj 6 шаш shash 7 ҳафт haft 8 ҳашт hasht 9 нӯҳ nūh 10 даҳ dah
11〜1911 ёздаҳ yozdah 12 дувоздаҳ duvozdah 13 сездаҳ sezdah 14 чордаҳ chordah 15 понздаҳ ponzdah 16 шонздаҳ shonzdah 17 ҳабдаҳ habdah 18 ҳаждаҳ hazhdah 19 нуздаҳ nuzdah
20〜100020 бист bist 30 сӣ sī 40 чил chil 50 панҷоҳ panjoh 60 шаст shast 70 ҳафтод haftod 80 ҳаштод hashtod 90 навад navad 100 сад sad 1000 ҳазор hazor

2桁以上

十の位と一の位を -у でつなぎます。 бисту як(21)、бисту панҷ(25)。 百は сад、200以上は дусад(200)、сесад(300)のように、 数を前に付けて1語で書きます。

数のあとの名詞は、複数形にしません(名詞の節)。 се китоб(3冊の本)。 数える物の種類を示す語を間に置くこともあります。 се дона китоб(3冊の本)、панҷ кило себ(りんご5キロ)。

序数詞(〜番目)

数の語尾に -ум を付けます。母音で終わる数には -юм です。 名詞のあとにイザーフェを付けて置きます。

形意味
рӯзи якумrūzi yakum1日目
синфи дуюмsinfi duyum2年生・2番目のクラス
боби панҷумbobi panjum第5章

年齢

「〜歳」は сола です。数のあとに付けて、「〜歳です」と言います。

タジク語意味
Ман бисту панҷ сола ҳастам.Man bistu panj sola hastam.私は25歳です。
Шумо чанд сола ҳастед?Shumo chand sola hasted?あなたは何歳ですか。
Писарам се сола аст.Pisaram se sola ast.私の息子は3歳です。

時刻

「〜時」は соат のあとに数を置きます。 30分は ним(半)です。

タジク語意味
Соат чанд аст?Soat chand ast?何時ですか。
Соат се аст.Soat se ast.3時です。
Соат ду ва ним аст.Soat du va nim ast.2時半です。

曜日

月曜日から順に、次のとおりです。

タジク語意味
душанбеdushanbe月曜日
сешанбеseshanbe火曜日
чоршанбеchorshanbe水曜日
панҷшанбеpanjshanbe木曜日
ҷумъаjum'a金曜日
шанбеshanbe土曜日
якшанбеyakshanbe日曜日
Имрӯз душанбе аст.Imrūz dushanbe ast.今日は月曜日です。

値段

お金の単位は сомонӣ(ソモニ)です。 数 + 単位で、値段を言います。

タジク語意味
Ин чанд пул?In chand pul?これはいくらですか。
Ин бист сомонӣ аст.In bist somonī ast.これは20ソモニです。
Ин панҷоҳ сомонӣ аст.In panjoh somonī ast.これは50ソモニです。

半分・割合

ним(半分)、чорак(4分の1)、фоиз(パーセント)。 панҷоҳ фоиз(50パーセント)。 小数の言い方は、確認ができ次第、書き足します。

この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。

動詞のしくみHow Verbs Work レビュー済み

タジク語の動詞は、4つの主要形から組み立てられます。 この4つと、いくつかの助動詞の組み合わせで、すべての時制が作れます。

4つの主要形

出発点は辞書に載っている不定形です。 そこから -ан を取ると過去語幹が求められます。 ただし現在語幹は不定形から規則的に導けず、動詞ごとに覚える必要があります。 つまり、動詞では過去語幹と現在語幹の2つを覚えることになります。

主要形хонданkhondan「読む」作り方
不定形хонданkhondan 辞書に載っている形。-ан で終わる
過去語幹хондkhond 不定形から -ан を取る
現在語幹хонkhon 不定形から導けない。動詞ごとに覚える
過去分詞хондаkhonda 過去語幹 + -а
хонданkhondan は過去語幹 хонд と現在語幹 хон が 似ていますが、これは偶然に近い例です。 рафтан → рафт / рав、 кардан → кард / кун、 гуфтан → гуфт / гӯ のように、現在語幹は形がまったく変わる動詞も多くあります。
過去分詞は、それ自体で使うことは少ない形です。 しかし完了形と進行形はすべてこの形から作られます。 過去語幹に -а を足すだけなので、 覚える負担はほとんどありません。

2つの語幹

辞書に載っている形(不定形)は必ず -ан で終わります。 ここから -ан を取ったものが過去語幹です。 現在語幹は、過去語幹と対応が不規則な動詞が多く、動詞ごとに覚えます。

不定形過去語幹現在語幹意味
рафтанraftan рафтraft равrav行く
хонданkhondan хондkhond хонkhon読む
гуфтанguftan гуфтguft гӯ / гӯйgū / gūy言う
карданkardan кардkard кунkunする
омаданomadan омадomad о / ойo / oy来る
доштанdoshtan доштdosht дорdor持つ
суруданsurudan сурудsurud сароsaro歌う
動詞によっては、現在語幹に2つの形があります。 現在語幹が2つある動詞については、どちらが現れるかは規則がひとつではないため、 ここでは形を並べて示すにとどめます。
現在語幹は規則的に導けません。 不定形から機械的に作る方法はなく、動詞ごとに覚える必要があります。 とはいえ、日常的に使う動詞はそれほど多くありません。 よく使う30語ほどを覚えれば、実用上はほぼ足ります。

人称語尾は3種類

語尾は3つの組に分かれます。 どの時制を作るかで、使う組が決まります。

人称I種II種III種
私は-ам(-ям)-ам-ам
きみは-ӣ-ӣ-ӣ
彼・彼女は-ад(-яд)(付かない)-аст
私たちは-ем-ем-ем
あなたがたは-ед-ед-ед
彼らは-анд(-янд)-анд-анд
使う時制
I種現在形、未来形、仮定法現在形
II種過去形、未完了過去形、過去完了形、過去進行形
III種現在完了形、現在進行形
違うのは3人称単数だけです。 I種は -ад、II種は何も付かず、III種は -аст。 ほかの人称は3種とも同じ形なので、実質ここだけ覚えれば足ります。
I種の括弧内は、母音で終わる現在語幹に付く形です。 гуфтан(言う)の現在語幹 гӯ に付くと、 мегӯям(megūyam・私は言う)、 мегӯяд(megūyad・彼は言う)、 мегӯянд(megūyand・彼らは言う)となります。 -ӣ、-ем、-ед は そのまま付き、мегӯӣ、мегӯем、 мегӯед です。

時制Tenses レビュー済み

4つの主要形と3種類の人称語尾がそろえば、時制はすべて組み立てられます。 まず全体を一覧にします。例は рафтан(行く)です。

時制組み立て例(私は)意味
現在形ме- + 現在語幹 + I種меравамmeravam私は行く/行っている
未完了過去形ме- + 過去語幹 + II種мерафтамmeraftam私は行っていた/よく行った
過去形過去語幹 + II種рафтамraftam私は行った
現在完了形過去分詞 + III種рафтаамraftaam私は行ってしまった
過去完了形過去分詞 + буд + II種рафта будамrafta budamその時までに行っていた
現在進行形過去分詞 + истода + III種рафта истодаамrafta istodaamいま行っている
過去進行形過去分詞 + истода + буд + II種рафта истода будамrafta istoda budamその時、行っていた
未来形хоҳ + I種 + 過去語幹хоҳам рафтkhoham raft私は行くだろう
過去分詞から作る形が4つあります。 完了形も進行形も、すべて рафта から始まります。 あとは буд(だった)と истода(〜し続けて)を足すかどうかの違いです。

現在形

ме- + 現在語幹 + I種の語尾。 現在のことにも、近い未来のことにも使えます。日本語の「〜します」と同じ幅です。

形意味
меравамmeravam私は行く
меравӣmeravīきみは行く
меравадmeravad彼は行く
меравемmeravem私たちは行く
мераведmeravedあなたがたは行く
меравандmeravand彼らは行く

過去形

過去語幹 + II種の語尾。接頭辞は付きません。 3人称単数だけは語尾が付かず、過去語幹のままです。

形意味
рафтамraftam私は行った
рафтӣraftīきみは行った
рафтraft彼は行った(語尾なし)
рафтемraftem私たちは行った
рафтедraftedあなたがたは行った
рафтандraftand彼らは行った

未完了過去形

過去形の頭に ме- を付けます。 一度きりの出来事ではなく、続いていたこと、繰り返していたことを表します。 мерафтам(meraftam)。

この形は仮定形でも使われます。 「もし〜していたら」という、事実に反する仮定を作るときの形です。

現在完了形

過去分詞 + III種の語尾。 「〜してしまった」という完了を表します。

形意味
рафтаамraftaam私は行ってしまった
рафтаӣraftaīきみは〜
рафтаастraftaast彼は〜
рафтаемraftaem私たちは〜
рафтаедraftaedあなたがたは〜
рафтаандraftaand彼らは〜
完了のほかに、経験「〜したことがある」も表します。 Ман борҳо ба Тошканд рафтаам(Man borho ba Toshkand raftaam) は「私は何度かタシケントに行ったことがある」。
もうひとつ、人から伝え聞いたことを述べる働きがあります。 自分で見ていない過去の出来事を「〜したそうだ」と伝えるときの形です。 Одина имрӯз ба кор нарафтааст(Odina imrūz ba kor naraftaast) なら「オディナはきょう仕事に行かなかったそうだ」。 同じ内容を自分の見聞として言うなら、過去形の нарафт を使います。

過去完了形

過去分詞 + буд + II種の語尾。 過去のある時点よりも前に終わっていたことを表します。 рафта будам(rafta budam)。

現在進行形

過去分詞 + истода + III種の語尾。 истодан はもともと「止まる」という動詞ですが、 ここでは本来の意味を失い、動作が続いていることを示す働きをします。

形意味
рафта истодаамrafta istodaam私は行っている
рафта истодаӣrafta istodaīきみは〜
рафта истодаастrafta istodaast彼は〜
рафта истодаемrafta istodaem私たちは〜
рафта истодаедrafta istodaedあなたがたは〜
рафта истодаандrafta istodaand彼らは〜
「いま〜している」と言いたいときは、この形が使われます。 ただし習慣的な「〜している」であれば、現在形でも構いません。 зиндагӣ карда истодаам(zindagī karda istodaam) と зиндагӣ мекунам(zindagī mekunam) は、どちらも「いま私はドゥシャンベに住んでいる」です。

過去進行形

現在進行形に буд を足し、語尾をII種に変えます。 過去分詞 + истода + буд + II種の語尾。 рафта истода будам(rafta istoda budam)。

未来形

хоҳ + I種の語尾 + 過去語幹という順です。 хоҳ は「望む」という動詞 хостан の現在語幹で、ここでは助動詞として働きます。 хоҳам рафт(khoham raft)。

この形はおもに書き言葉や改まった場面で使われます。 日常会話では、未来のことも現在形で言うのが普通です。 否定は хоҳ の前に на- を付けて нахоҳам рафт(nakhoham raft) とします。

複合動詞Compound Verbs 未レビュー

タジク語の動詞は、名詞や形容詞などに、基本の動詞を組み合わせた形がとても多くあります。 「仕事」+「する」で「働く」、というように、日本語の「勉強する」「ご飯にする」に近い作り方です。

組み合わせる基本の動詞は、数が限られています。

基本の動詞もとの意味よくある働き
карданkardanする名詞と組んで「〜する」
шуданshudanなる形容詞などと組んで「〜になる」
доданdodan与える「〜を与える・する」
гирифтанgiriftan取る「〜を得る・受ける」
заданzadan打つ「〜をする」(言う・鳴らす など)
оварданovardan持ってくる「〜をもたらす」
бурданburdan持っていく「〜を運ぶ・行う」

よく使う複合動詞

複合動詞意味しくみ
кор карданkor kardan働く・仕事をするкор=仕事
гап заданgap zadan話すгап=言葉
ёрӣ доданyorī dodan助けるёрӣ=助け
ёд гирифтанyod giriftan習う・覚えるёд=記憶
зиндагӣ карданzindagī kardan暮らす・住むзиндагӣ=生活
бозӣ карданbozī kardan遊ぶ・(試合を)するбозӣ=遊び
савол доданsavol dodan質問するсавол=質問
интизор шуданintizor shudan待つинтизор=待っている
хаста шуданkhasta shudan疲れるхаста=疲れた
ҳайрон шуданhayron shudan驚くҳайрон=驚いた

活用のしかた

活用するのは後ろの基本動詞だけです。前の名詞や形容詞は形を変えません。 否定の на- も、後ろの動詞に付きます。

タジク語意味
Ман кор мекунам.Man kor mekunam.私は働いています。
Ман кор намекунам.Man kor namekunam.私は働いていません。
Ман дирӯз кор кардам.Man dirūz kor kardam.私は昨日働きました。
Ман хаста шудам.Man khasta shudam.私は疲れた。
同じ名詞でも、組み合わせる動詞が違えば意味も変わります。 гарм кардан は「温める」、гарм шудан は「温まる」。 この仕組みは、受身形の節でも出てきました。

複合動詞は、もとの動詞を単独で使う単純動詞(рафтан など)とちがい、 1つの意味を2語で表す形です。辞書でも複合動詞として1語ずつ載っています。

例文

タジク語意味
Ман дар бонк кор мекунам.Man dar bonk kor mekunam.私は銀行で働いています。
Ӯ бо ман гап зад.Ū bo man gap zad.彼は私と話した。
Ба ман ёрӣ диҳед.Ba man yorī dihed.私を助けてください。
Мо тоҷикӣ ёд мегирем.Mo tojikī yod megirem.私たちはタジク語を習っています。
Кӯдакон дар ҳавлӣ бозӣ мекунанд.Kūdakon dar havlī bozī mekunand.子供たちは庭で遊んでいる。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。

命令形Imperative レビュー済み

命令形にあるのは2人称の単数と複数だけです。 単数は現在語幹をそのまま使い、複数は -ед を付けます。 どちらも頭に би- が付くことがあります。

不定形単数(きみは)複数(きみたちは)
хонданkhondanхон / бихонkhon / bikhonхонед / бихонедkhoned / bikhoned
рафтанraftanрав / биравrav / biravравед / бираведraved / biraved
гирифтанgiriftanгир / бигирgir / bigirгиред / бигиредgired / bigired
хӯрданkhūrdanхӯр / бихӯрkhūr / bikhūrхӯред / бихӯредkhūred / bikhūred
гуфтан(言う)の命令形は гӯй(gūy・言え)です。 2つの語幹で触れた гӯ と гӯй のうち、 命令形にはこちらの形が現れます。
複数形を一人の相手に使うと、ていねいな依頼になります。 Хон!(Khon!) なら「読め」、Хонед!(Khoned!) なら「読んでください」。 会話練習で出てくる равед や диҳед は、 すべてこの形です。

「〜するな」

動詞の語幹に直接 на- を付けます。 否定の命令形では би- は使いません。

単数複数意味
нахонnakhonнахонедnakhoned読むな
наравnaravнараведnaraved行くな

疑問文と否定Questions & Negation レビュー済み

「はい/いいえ」で答える疑問文

語順は変えません。語尾を上げて言うだけで疑問文になります。 書き言葉では文末に疑問符を付けます。 はっきり示したいときは оё(oyo)を文頭に置きます。

Шумо тоҷикӣ медонед? Shumo tojikī medoned? あなたはタジク語ができますか。

疑問詞

語読み意味
кӣkī誰
чӣchī何
куҷоkujoどこ
кайkayいつ
чароcharoなぜ
чӣ хелchī khelどのように
чандchandいくつ

疑問詞はその語が入るべき位置にそのまま置きます。 英語のように文頭へ移動させる必要はありません。日本語と同じ感覚です。

否定

動詞の頭に на-(na-)を付けます。 ме- がある場合は、その前に付けます (намеравам)。неме- という形にはなりません。

肯定否定意味
меравамнамеравамnameravam 私は行かない
рафтамнарафтамnaraftam 私は行かなかった

だれか・なにか・だれもIndefinite and Negative Pronouns 未レビュー

疑問詞の кӣ(誰)・чӣ(何)をもとにした形です。 -е(名詞の節)を付けると不定(だれか・なにか)、 ҳеҷ を前に置くと否定(だれも・なにも)になります。

だれなに
疑問詞кӣkī誰чӣchī何
不定(だれか・なにか)касеkaseだれかчизеchizeなにか
否定(だれも・なにも)ҳеҷ касhech kasだれもҳеҷ чизhech chizなにも
全部(みんな・すべて)ҳамаhamaみんなҳама чизhama chizすべて

不定(だれか・なにか)

タジク語意味
Касе омад?Kase omad?だれか来ましたか。
Ман чизе мехоҳам.Man chize mekhoham.私はなにかほしい。
Ту чизе гуфтӣ?Tu chize guftī?きみはなにか言った?

否定(だれも・なにも)

ҳеҷ を使う文では、動詞も否定形にします。 日本語の「だれも〜ない」と同じ感覚です。

タジク語意味
Ҳеҷ кас наомад.Hej kas naomad.だれも来なかった。
Ман ҳеҷ чиз намефаҳмам.Man hej chiz namefahmam.私はなにもわからない。
Дар хона ҳеҷ кас нест.Dar khona hej kas nest.家にだれもいない。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。「ある人」「ある物」を詳しく言う形(ягон など)は、確認ができ次第、書き足します。

前置詞Prepositions レビュー済み

日本語の助詞にあたる働きをしますが、語の前に置きます。 よく使うものは数が限られています。

語読み意味例
дарdar〜に、〜で(場所) дар хона 家で
баba〜へ(方向) ба Душанбе ドゥシャンベへ
азaz〜から аз хона 家から
боbo〜と、〜で(手段) бо дӯст 友人と
бароиbaroi〜のために барои ман 私のために
беbe〜なしで бе об 水なしで

比較Comparison 未レビュー

形容詞に -тар -tar を付けると「より〜」(比較級)、 -тарин -tarin を付けると「いちばん〜」(最上級)になります。

もとの形比較級最上級
калонkalon大きいкалонтарkalontarより大きいкалонтаринkalontarinいちばん大きい
навnav新しいнавтарnavtarより新しいнавтаринnavtarinいちばん新しい
тезtez速いтезтарteztarより速いтезтаринteztarinいちばん速い
形が変わる語もあります。хуб(よい)→ беҳтар(よりよい)。 бештар(より多い)、камтар(より少ない)も、よく使います。

「AはBより〜」

比べる相手の前に аз(〜から・〜より)を置きます。 形容詞は比較級にし、文末に аст が付きます。

タジク語意味
Ин мошин аз он мошин навтар аст.In moshin az on moshin navtar ast.この車はあの車より新しい。
Ин хона аз он хона калонтар аст.In khona az on khona kalontar ast.この家はあの家より大きい。
Ин дору беҳтар аст.In doru behtar ast.この薬のほうがよい。

「いちばん〜」

最上級は名詞の前に置きます。「〜の中で」は аз ҳама(みんなの中で)を使うこともできます。

タジク語意味
Душанбе калонтарин шаҳри Тоҷикистон аст.Dushanbe kalontarin shahri Tojikiston ast.ドゥシャンベはタジキスタンでいちばん大きい町だ。
Ӯ аз ҳама баландтар аст.Ū az hama balandtar ast.彼はみんなの中でいちばん背が高い。

「〜と同じくらい」

タジク語意味
Ин хона мисли он хона калон аст.In khona misli on khona kalon ast.この家はあの家と同じくらい大きい。

副詞でも使えます

動作の様子を言う語(副詞)にも -тар が付きます。

タジク語意味
Оҳистатар гап занед.Ohistatar gap zaned.もっとゆっくり話してください。
Ӯ тезтар медавад.Ū teztar medavad.彼はもっと速く走る。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。

接続詞と複文Conjunctions and Complex Sentences 未レビュー

文と文をつなぐ語を接続詞といいます。つなぎ方には2通りあります。 対等につなぐ(等位)と、 一方がもう一方の説明になる(従属)です。

種類語意味
等位
(対等)
ваvaそして・と
аммоammo лекинlekinしかし
ёyoまたは
従属
(説明)
зероzero чункиchunkiなぜなら(理由)
агарagarもし(条件)
киki〜という(内容)
вақте киvaqte ki〜するとき(時)

等位:ва・аммо・ё

タジク語意味
Ман нон ва панир мехӯрам.Man non va panir mekhūram.私はパンとチーズを食べる。
Ман мехоҳам биравам, аммо вақт надорам.Man mekhoham biravam, ammo vaqt nadoram.私は行きたいが、時間がない。
Шумо чой мехоҳед ё қаҳва?Shumo choy mekhohed yo qahva?お茶がいいですか、コーヒーがいいですか。

理由:зеро・чунки

前の文に結果を書き、あとに理由を付ける順で言うのが基本です。

タジク語意味
Ман нарафтам, зеро бемор будам.Man naraftam, zero bemor budam.私は行かなかった。病気だったから。
Ман ба хона рафтам, чунки хаста шудам.Man ba khona raftam, chunki khasta shudam.私は家に帰った。疲れたから。

条件:агар

くわしい作り方は仮定形の節にあります。

タジク語意味
Агар равӣ, ман ҳам меравам.Agar ravī, man ham meravam.きみが行くなら、私も行く。

内容:ки

「〜と知っている」「〜と言う」のように、知る・言う・思うの内容を後ろに置くときに使います。 日本語の「と」とは逆に、ки の前に動詞の部分が来ます。

タジク語意味
Ман медонам, ки ӯ дар хона аст.Man medonam, ki ū dar khona ast.私は彼が家にいることを知っている。
Мегӯянд, ки фардо борон меборад.Megūyand, ki fardo boron meborad.明日は雨が降るそうだ。
日本語は「彼は家にいると知っている」と、内容が先に来ます。 タジク語は「知っている、ки 彼は家にいる」の順です。

時:вақте ки

タジク語意味
Вақте ки ман ба хона омадам, ӯ хоб буд.Vaqte ki man ba khona omadam, ū khob bud.私が家に着いたとき、彼は寝ていた。
Вақте ки борон меборад, мо дар хона мемонем.Vaqte ki boron meborad, mo dar khona memonem.雨が降るとき、私たちは家にいる。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。 理由・目的・結果を表す従属節や、関係節は、このあとの節で扱います。

関係節Relative Clauses 未レビュー

「私が買った本」のように、名詞を文で説明するときは、名詞のあとに ки ki を置き、その文を続けます。 日本語とは逆で、説明される名詞(先行詞)が先頭に来ます。

日本語タジク語の語順
私が買った本本(先行詞)+ ки + 私が買った
ドアのそばに立っている男の人男の人 + ки + ドアのそばに立っている
先行詞には、特定でない名詞を表す -е(名詞の節)が付くことがよくあります。 китобе ки(ある本で、それは…)。 特定の物のときは、он китоб のように指示詞を前に置きます。

説明される語が、関係節の中で目的語のとき

タジク語意味
Китобе, ки ман дирӯз харидам, хеле хуб аст.Kitobe, ki man dirūz kharidam, khele khub ast.私が昨日買った本は、とてもいい。
Он китобе, ки шумо хондед, нав аст.On kitobe, ki shumo khonded, nav ast.あなたが読んだあの本は新しい。

説明される語が、関係節の中で主語のとき

タジク語意味
Он мард, ки дар назди дар истодааст, дӯсти ман аст.On mard, ki dar nazdi dar istodaast, dūsti man ast.ドアのそばに立っているあの男の人は、私の友人だ。
Кӯдаке, ки дар ҳавлӣ бозӣ мекунад, писари ман аст.Kūdake, ki dar havlī bozī mekunad, pisari man ast.庭で遊んでいる子供は、私の息子だ。

場所・手段など、前置詞が必要なとき

関係節の中で、先行詞を指す語(он など)を前置詞のあとに置きます。

タジク語意味
Хонае, ки мо дар он зиндагӣ мекунем, калон аст.Khonae, ki mo dar on zindagī mekunem, kalon ast.私たちが住んでいる家は大きい。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。人を指す「〜する人」の言い方は、だれか・なにか・だれもの節で触れます。

従属節Subordinate Clauses 未レビュー

接続詞と複文の節で見た理由・条件・時のほかに、目的と結果、 「前・後」の時を表す節があります。多くは ки で終わる形の接続詞です。

はたらき接続詞意味動詞の形
理由барои он киbaroi on ki〜なので直説法(そのままの形)
目的тоto〜するために仮定法現在形
時(前)пеш аз он киpesh az on ki〜する前に仮定法現在形
時(後)баъд аз он киba'd az on ki〜したあとで過去形
結果чунон … киchunon … kiとても〜なので…直説法

目的

タジク語意味
Ман ба бозор меравам, то нон харам.Man ba bozor meravam, to non kharam.私はパンを買うために市場に行く。
Ман тоҷикӣ меомӯзам, то бо шумо гап занам.Man tojikī meomūzam, to bo shumo gap zanam.私はあなたと話すために、タジク語を勉強している。

時(前・後)

タジク語意味
Пеш аз он ки ба хона биравам, ба шумо занг мезанам.Pesh az on ki ba khona biravam, ba shumo zang mezanam.家に帰る前に、あなたに電話します。
Баъд аз он ки хӯрок хӯрдем, ба сайр баромадем.Ba'd az on ki khūrok khūrdem, ba sayr baromadem.食事をしたあと、私たちは散歩に出た。

結果

タジク語意味
Ӯ чунон хаста буд, ки зуд хоб рафт.Ū chunon khasta bud, ki zud khob raft.彼はとても疲れていたので、すぐに寝てしまった。

理由(барои он ки)

タジク語意味
Ман ба хона рафтам, барои он ки хаста будам.Man ba khona raftam, baroi on ki khasta budam.私は家に帰った。疲れていたので。
この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。どの接続詞にどの動詞の形を使うかは、確認ができ次第、書き足します。

仮定形Conditionals レビュー済み

「もし」を表す接続詞 агар で始まる文です。 実現しうる仮定と事実に反する仮定で、動詞の形が変わります。

1. 実現しうる仮定

агар + 現在語幹 + I種の語尾。 この形は仮定法現在形と呼ばれます。ме- が付かないところが現在形との違いです。

形意味
агар равамagar ravamもし私が行くなら
агар равӣagar ravīもしきみが行くなら
агар равадagar ravadもし彼が行くなら

結果を述べる側には、現在形・命令形・未来形のいずれかが来ます。

2. 事実に反する仮定

агар + ме- + 過去語幹 + II種の語尾。 未完了過去形と同じ形です。 条件の側にも結果の側にも、この形を使います。

形意味
агар мерафтамagar meraftamもし私が行っていたら
агар мерафтӣagar meraftīもしきみが行っていたら
агар мерафтagar meraftもし彼が行っていたら
この形は、事実に反する仮定だけでなく、 「〜だったらいいのに」という願望や、 「たとえ〜しても」という譲歩も表します。 形はひとつで、意味は文脈で決まります。

分詞と派生形Participles and Derived Forms レビュー済み

4つの主要形からは、時制のほかにもさまざまな形が作られます。 形容詞や名詞として働くものと、 動詞の意味そのものを変えるものがあります。

過去分詞

過去語幹に -а を足した形です。 形容詞として使うときは修飾する名詞の後ろに置き、 名詞のほうに -и が付きます。 イザーフェと同じ組み立てです。

形意味
дари пӯшидаdari pūshida閉められたドア
меваи пухтаmevai pukhta熟した果物
гулҳои шукуфтаgulhoi shukufta咲いた花
соли гузаштаsoli guzashta去年
марди омадаmardi omada来た人
тирезаи кушодаtirezai kushodaあけられた窓
自動詞から作ると「〜した」という能動の意味に、 他動詞から作ると「〜された」という受動の意味になります。 марди омада(mardi omada) は「来た人」、дари пӯшида(dari pūshida) は「閉められたドア」。 どちらになるかは、もとの動詞で決まります。

話しことばでは、過去分詞にさらに -гӣ を付けた形が使われます。 китоби хондагӣ(kitobi khondagī)、косаи шикастагӣ(kosai shikastagī)。

現在分詞

現在語幹に -анда を足します。 母音で終わる語幹には -янда です。 「〜している」「〜する」という能動の意味を持ちます。

形意味
соли ояндаsoli oyanda来年
марди гӯяндаmardi gūyanda例の人
саги газандаsagi gazandaかんでばかりいる犬
現在分詞の多くは、そのまま名詞としても使われます。 職業や役割を表す語の作り方でもあり、覚えておくと語彙が一気に増えます。
語もとの動詞意味
нависандаnavisandaнавиштанnavishtan作家(書く)
хонандаkhonandaхонданkhondan読者・生徒(読む)
фурӯшандаfurūshandaфурӯхтанfurūkhtan売り手(売る)
ронандаronandaронданrondan運転手(運転する)
намояндаnamoyandaнамуданnamudan代表(現れる)
名前は似ていますが、英語の -ing とは働きが違います。 「〜しながら」にあたるのは、あとに出てくる副動詞のほうです。

未来分詞

不定形に -ӣ を足します。 「〜すべき」「〜する予定の」という意味で、おもに話しことばで使われます。

形意味
гапи гуфтанӣgapi guftanī言うべきこと
хӯроки хӯрданӣkhūroki khūrdanī食べられる物
文の最後に置くと「〜したい」という願望になります。 Ман пагоҳ ба шаҳр рафтанӣ(Man pagoh ba shahr raftanī) は「私はあす町に行きたい」。 会話で使いやすい形です。

副動詞

現在語幹に -он を足します。 「〜して」「〜しながら」と、主の動作に付け加える働きをします。 日本語の連用形にあたる形です。

不定形副動詞意味
тохтанtokhtanтозонtozon走りながら
гап заданgap zadanгапзанонgapzanon話しながら
ханда карданkhanda kardanхандакунонkhandakunon笑いながら
рақс карданraqs kardanрақскунонraqskunon踊りながら

Бародарам тозон омад(Barodaram tozon omad)。「私の兄弟は走って来た」。 複合動詞から作るときは、名詞と補助動詞をつなげて1語に書きます。

受身形

他動詞の過去分詞 + шудан。 шудан(なる)が助動詞として働き、 時制はこちらを活用させて表します。

能動受身意味
хонданkhondanхонда шуданkhonda shudan読まれる
диданdidanдида шуданdida shudan見られる
доданdodanдода шуданdoda shudan与えられる
шуниданshunidanшунида шуданshunida shudan聞かれる

дида шудам(dida shudam) は「私は見られた」、 дида мешавам(dida meshavam) は「私は見られている」。 動作をした側は аз тарафи(〜によって)で示します。

複合動詞では、補助動詞の кардан を шудан に置き換えるだけです。 гарм кардан(garm kardan)(沸かす)が гарм шудан(garm shudan)(沸く)になります。 この場合、日本語では受身ではなく自動詞にあたる意味になります。

使役形

現在語幹に -ондан を足すと、 「〜させる」という意味の新しい動詞ができます。

もとの動詞使役形意味
хӯрданkhūrdanхӯронданkhūrondan食べさせる
нишастанnishastanшинонданshinondanすわらせる
пӯшиданpūshidanпӯшонданpūshondan着せる
фаҳмиданfahmidanфаҳмонданfahmondanわからせる
расиданrasidanрасонданrasondan届ける
自動詞に付くと、他動詞に変わります。 расидан(rasidan) は「届く」ですが、расондан(rasondan) は「届ける」。 日本語の「届く/届ける」の関係と同じです。

書き言葉と話し言葉Standard and Colloquial Tajik 未レビュー

このサイトは、辞書や教科書、ニュースで使われる標準的な言い方を基本に書いています。 日常会話には、ここに載せていない言い方もあります。 また、地域や話し手によって差があるので、ここに書く内容は断定ではなく目安です。

会話ページに出てくる、使い分けの例

場面改まった言い方くだけた言い方
はいбалеbaleҳаhaうん
挨拶Ассалому алайкум!Assalomu alaykum!Салом!Salom!
「いいです」хубkhubнағзnaghz

「ありがとう」への返事

Ҳеч гап не. や Ҳеч гап надорад が、日常でよく使われます。 Хоҳиш мекунам. は、教科書に出てきますが、日常ではあまり使われないとされます (会話練習)。

動詞の活用や語順、発音の違いなど、話し言葉の細かい特徴は、母語話者への確認がまだ終わっていません。 確認ができ次第、書き足します。

この節のタジク語は、母語話者による確認が終わるまで「未レビュー」と表示します。 上の表の言葉は、会話練習ページで母語話者の確認を受けたものです。